もう10も前にアメリカで誕生した本ですが、最近ツイッター等で話題になっていたのがきっかけで購入し、読破した本 「週4時間」だけ働く。 の書評です。

この本は著者のティモシー・フェリスが自身の経験に基づいて、如何にすれば収入を維持または増加させながら労働時間を減らし、多くの時間を好きなことに費やせるかの方法論について書かれています。

すごくタメになったことが幾つかあったのでそれをまずは紹介したいと思います。

とにかく捨てろ!

毎週月曜から金曜まで、9-17時 (日本人はサービス残業でもっと働いてる人も多いでしょう) で働いてる生活の多くを占める労働。その労働時間を減らすには、とにかく無駄を排除することから始まるということです。
そこでパレートの80/20の法則が紹介されていました。ざっくり言うと、

・あなたの労働時間の80%は売上の20%にしかならない顧客の対応に費やしている (ネガティヴな方)
・あなたの売上の80%はたった20%の顧客から生み出されている (ポジティブな方)

ということです。実際にはもっと酷くて90/10や95/5というパターンもあるのではないでしょうか。簡単に言うと、少ない金しか払ってないのに文句ばかり言ってくる客を切り捨てて、売上のほとんどを計上してくれている優良顧客にフォーカスしようということです。
モンスターカスタマーを切り捨てることを躊躇する必要はありません。彼らは邪魔者でしかないのです。優良顧客にフォーカスすることで、優良顧客からの収入はさらに上がるのではないでしょうか。
これは大雑把な話ですが、自分の普段の仕事や行動の中で、実際には自分でやる必要ない、もしくは捨ててもいいことなのに変なプライドと拘りから捨てられずにいる事が多々あるのではないでしょうか?

あなたの手作業は必要?自動化しよう

最近 IT 業界ではよく耳にする自動化ですね。10年も前に個人の仕事に対してエンジニアでもない著者がこれを唱えていたのは凄いことですね。
著者がこの本で取り上げていた自動化というのは主にアウトソーシングでした。自分でやる必要のないこと・やりたくないことはできるだけアウトソーシングしようと。英語のサービスだと、インドにいる人に自分の仕事をアウトソースするサービスなんかがあるようです。
メール応対やスケジュール管理、ECビジネスのあらゆる雑用等を実際にアウトソースしていたみたいです。1人の労働者として働いてきた人には凄く抵抗があることかもしれませんが、あなた自身が手作業でやりたい事でなければ誰がやったって一緒です。他の人に任せるという事を積極的に取り入れたいですね。実際、経営者というのはそうやってビジネスを拡大させてますよね。
日本語のサービスでもそういうのはあるはずなので、僕自身もアウトソース出来ることは積極的にしていこうと思います。

時間を手に入れた先にあるのは?

ここが最も重要な視点だと思うのです。この本の中でも度々取り上げられていました。時間を手に入れた後、何をするのか、何をしたいのか。
毎日会社であくせく働いている人がいきなり暇になったら、おそらく有り余る時間をうまく使いこなせなくて、虚無感を感じ、寧ろ幸福度が下がってしまう可能性もあります。
よくアーリーリタイアを望む声をサラリーマンから聞きますよね。でもお金と時間を手にして、その後何をするのでしょう?南の島でのんびり暮らしたいとか、家族でゆっくり食事したいとか、大抵の人はそんな事を思い描くのではないでしょうか?
実際、そんなことにお金はあまり必要ないんですよね。時間さえあればできます。ならば今すぐにやればいいんです。1番大切なのは、自分がやりたいことは何なのか。それを発見することだと思います。時間を作った後にそれを発見する旅に出るも良し、既にあるならそれを実行すれば良し。

なので、僕は労働時間を減らしながらやりたい事を見つけておく事を強くオススメします!